7日早朝、北中部ゲアン省ビン市フンドン村の農道で、全焼し黒こげになったバイクと男性の遺体が発見された。周囲の人々の話によると、同日午前1時ごろにバイクのエンジンをふかす音と、犬の激しくほえる声が聞こえたという。しかし誰も外に確認に行く人はなく、早朝畑仕事に行く人によって遺体が発見された。
ビン市警察は同日午後までに、この遺体がゲアン省ギーロック郡ギーフォン村在住のグエン・ディン・フォンさん(26歳)であることを確認した。警察によると、フォンさんは麻薬中毒患者で、最近治療を終えて帰ってきたが定職に付かず盗みを働くことが多かったという。警察は現場検証の際、猫の捕獲器と重さ約3キログラムの猫の入れられた袋を発見している。