14日午前6時半ごろ、メコンデルタ地方カントー市ニンキエウ区の8月革命通りとフンブオン通りとの交差点内に棺おけが放置されたことから、現場に数百人のやじ馬が集まる騒ぎとなった。同市警察は警察官を急行させ現場の混乱を収拾した。
警察の報告書によると、同市警察は11日午後10時ごろ麻薬売買の現行犯でダム・ホン・ソンとブオン・リー・フックの夫婦を逮捕、翌12日午前にソン容疑者を取り調べていたところ、同容疑者が5階の窓から飛び降りて逃走を企てたという。しかしソン容疑者は重傷を負い、その後病院で死亡した。
ソン容疑者の家族は、同容疑者の死の責任は警察にあるとして賠償を求めており、そのアピールのため棺おけを交差点内に放置したものとみられている。