メコンデルタ地方カントー市ビントゥイ区にある廃材業者「レチュン」で17日午後4時45分ごろ、爆発事故が発生して金属片が飛び散り、近くの複数の民家の屋根などに穴が開く被害が出た。警察の調べによると、廃材業者は足首ほどの直径で長さ15~20センチの大量の砲弾を火にかけて鉄材を取り出す作業をしていたところ、爆発が起きたという。
現場から約300メートルの地点に住むハイさんという男性は、突然もの凄い爆発音がして家中の窓ガラスが震えたのであわてて屋上の様子を見に行くと、屋根に穴が開いており付近にまだ熱い砲弾が転がっていたと話している。また、ハイさん宅以外にも住宅10棟の屋根に被害が出たことが分かっており、17個の砲弾の残がいが発見された。幸いにもこの事故による負傷者はなかった。