7月26日、本紙(Thanh Nien紙)はカントー市カイザン区人民検察院のボー・バン・トゥン副院長の驚くべき所業を告発する資料を手に入れた。資料はトゥン副院長が今年3月頃カントー市内のビアオム(個室内で女性従業員が付きビールを飲む風俗店)で騒いでいるのを目撃した人物の証言と証拠映像、及びトゥン副院長が賭博罪で拘留中のトー・バン・ヒュー被疑者の家族から量刑を軽くする見返りに2000万ドン(約14万円)を受け取ったと告発する文書であった。
これを受けて本紙がトゥン副院長本人にインタビューしたところ、副院長はビアオムの映像は自分だと認めたものの、撮影された時期は今年3月ではなく2000年以前で副院長職に就く前のものだと弁解、さらに収賄については事実無根だと主張。事実関係については今後、本紙が追究していくが、ビアオムの件に関しては撮影された時期がいつであれ、公職にある共産党員にとって許されるものではなく検察院全体のモラルが疑われるのは必至だ。