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- ベトナムの連結子会社で海外卸売事業開始
- 垂直統合型ビジネスモデルで事業展開
- 海外卸売事業としては5番目の拠点
サーモンの養殖や水産品の加工・販売を手掛ける株式会社オカムラ食品工業(青森県青森市)は、連結子会社であるオカムラ・トレーディング・ベトナム(Okamura Trading Vietnam、ホーチミン市)で、ベトナムにおける海外卸売事業を本格的に開始する。
同社グループは、川上(養殖)から川下(販売)までの垂直統合型ビジネスモデルで事業を展開している。特に、日本国内の養殖量の拡大と海外卸売事業の拡大を2大成長エンジンとして位置づけている。
海外卸売事業の拡大にあたっては、既存の進出国での売上拡大に加え、新たな販売拠点の設置も視野に入れながら進めている。
ベトナムについては、オカムラ・トレーディング・ベトナム内に販売部門を新たに設置し、本格的に卸売事業を開始していくこととなった。同社グループの海外卸売事業としては、シンガポール、マレーシア、台湾、タイに続く5番目の拠点となる。
なお、オカムラ・トレーディング・ベトナムは2020年2月の設立で、商製品の販売や加工委託先の管理を手掛ける。資本金は10億3620万6000VND(約570万円)で、オカムラ食品工業が100%出資している。