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日本の気象庁は7月31日、気象庁ホームページの危険度分布および雨雲の動きのページの対応言語を新たに5か国語(ベトナム語、インドネシア語、タガログ語、タイ語、ネパール語)追加し、計11か国語での提供を開始した。また、気象情報を様々な言語に翻訳した多言語辞書も、ベトナム語を含む11か国語に拡充した。
気象庁は、訪日外国人が日本で安心・安全に過ごすことができるよう、気象情報の多言語化に取り組んでいる。これにより、各ページおよび多言語辞書は、◇日本語、◇英語、◇ベトナム語、◇中国語(簡体字・繁体字)、◇韓国語、◇スペイン語、◇ポルトガル語、◇インドネシア語、◇タガログ語、◇タイ語、◇ネパール語の11言語に対応することになった。
危険度分布・雨雲の動き:https://www.jma.go.jp/jma/kokusai/multi.html
多言語辞書:https://www.data.jma.go.jp/developer/multilingual.html
この取り組みは、「外国人材の受入れ・共生のための総合的対応策」(2018年12月25日閣議決定)および「外国人材の受入れ・共生のための総合的対応策の充実について」(2019年6月18日閣議決定)に基づくもの。
気象庁は今後、対応言語数や情報の種類を拡充するなど、引き続き多言語化に係る取り組みを進める。今年9月ごろまでに気象庁ホームページの他の防災気象情報を11か国語化するほか、2020年3月ごろまでにはクメール語、ビルマ語、モンゴル語を追加して14か国語対応とする予定だ。