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ホーチミン市交通運輸局とトゥオンニャット社(Thuong Nhat)は21日、1区バクダン船着場とトゥードゥック区リンドン街区を結ぶ市内初の水上バスの試験運航を開始した。約1か月間にわたり試験運航を行った後、正式に運航を開始する。
同路線は全長10.8kmで、バクダン船着場~サイゴン川~タインダー運河~リンドン船着場の間を往復する。停留所は1区、2区、ビンタイン区、トゥードゥック区の計12か所、始発から終点までの所要時間は約30分間。水上バスの定員は80人。運賃は1万5000VND(約73円)。
当初計画では6月末に正式に運航を開始するはずだったが、準備に時間を要したため8月の運航開始となった。
1路線目に続いて、同社は2018年にもバクダン船着場と8区ローゴムを結ぶ2路線目の運航を開始する見通しだ。2路線目は、1区、4区、5区、6区、8区を通過する全長10.3kmの路線となる。
水上バスは、利用者の利便性を向上すべく道路を走る路線バスや都市鉄道(メトロ)とも接続する。水上バスの運航により、市内道路の渋滞緩和に繋がるものと期待されている