ホーチミン市人民委員会のグエン・タイン・フォン主席はこのほど、同市で計画中の水上バスの運航について、6月に運航開始予定の1区バクダン船着場~トゥードゥック区リンドン街区間(1号線)および9月に運航開始予定のバクダン船着場~8区ローゴム間(2号線)の2路線に加えて、1区~7区間の2路線を運航することを承認した。
新たに追加する2路線は、バクダン船着場~7区ムイデンドー公園間(3号線)およびバクダン船着場~7区フーミーフン新都市区間(4号線)。同市人民委員会は同市計画投資局に対して、同市交通運輸局と協力して新路線の追加に関する首相への報告文書を策定・提出するよう求めた。
1号線は全長10.8kmの路線で、バクダン船着場~サイゴン川~タインダー運河~リンドン船着場の間を往復する。また、2号線は1区、4区、5区、6区、8区を通過する全長10.3kmの路線で、バクダン船着場~サイゴン川~ベンゲー運河~タウフー運河の間を往復する。
水上バスは、利用者の利便性を向上すべく道路を走る路線バスや都市鉄道(メトロ)とも接続する。水上バスの運航により、市内道路の渋滞緩和に繋がるものと期待されている。