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- 桑原史成 写真展が東京で開催中
- ベトナム戦争の終結から半世紀を記念
- 丸の内フォトギャラリーで4月30日まで
公益社団法人日本写真家協会によると、東京都千代田区の丸の内フォトギャラリーで4月30日(火)まで、桑原史成 写真展「ベトナム戦争の終結から半世紀」が開催されている。
ベトナム戦争は、1975年4月30日に南ベトナムの首都サイゴンの陥落により終結し、半世紀の節目を迎える。ベトナム南北での戦争だったが、米国が主導しての戦争だった。参戦国の韓国の派兵もあり、この戦争でベトナム南北の民間人・軍人あわせた戦死者・負傷者は約1000万人に上った。
ベトナム戦争は東西両陣営の代理戦争とまで言われ、熾烈な戦火、戦禍が10年余りにわたって続いた。展示の写真は、1人のフォトジャーナリストとして垣間見た戦禍の記録となっている。
なお、桑原史成氏(86歳)は、水俣病の先駆的な写真家として知られる。韓国やベトナム、ロシアでも取材し、これまでに、日本写真批評家協会新人賞(1962年)、日本写真協会年度賞(1970年)、土門拳賞(2014年)などを受賞した。
桑原史成 写真展 「ベトナム戦争の終結から半世紀」
会期:2024年4月3日(水)~4月30日(火)
時間:平日8:00〜20:00 土曜8:00〜17:00(※日曜は警備員のいるエレベーターで2階へ)
会場:丸の内フォトギャラリー(千代田区丸の内3-3-1 新東京ビル1F)