日本を代表するオーケストラであるNHK交響楽団は、9月5日(水)にホーチミン市の市民劇場で、9月7日(金)にハノイ市の市民劇場でベトナム公演を行う。ANAホールディングス株式会社(東京都港区)が協賛する。
指揮は井上道義氏、ヴァイオリンはクリスティアン・テツラフ氏、管弦楽はNHK交響楽団。曲目は、◇チャイコフスキー:歌劇「エフゲーニ・オネーギン」からポロネーズ、◇ラロ:スペイン交響曲ニ短調作品21、◇チャイコフスキー:交響曲第4番へ短調作品36となる。
同公演は、2017年11月にANAホールディングスとNHK交響楽団との間で締結した連携協定に基づくもの。ANAホールディングスは、NHK交響楽団の海外での演奏活動を積極的にサポートしていく。
2018年は日越外交関係樹立45周年にあたる。NHK交響楽団とANAグループは、全く異なる分野で双方が持つ強みを最大限に活用しながら、世界共通の言語である音楽を通じた国際交流の促進を図る。
なお、NHK交響楽団はベトナム国立交響楽団(VNSO)との間で楽員の派遣などの人的交流を行うなど、音楽の分野でも成長が著しいアジアを意識した取り組みを行っている。一方ANAは、東京(羽田/成田)からベトナム(ハノイ/ホーチミン)へ毎日3便を運航している。