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5月14日から25日にかけてフランスのカンヌで開催されている第72回カンヌ国際映画祭のレッドカーペットに、モデルで女優のゴック・チン(Ngoc Trinh)がセクシーな衣装をまとって登場し、そのあまりの露出度の高さに国内外のメディアで大きな注目を集めている。
ゴック・チンは米国とドイツの映画「A Hidden Life」(2019年)が上映された19日、腰から大きくスリットの入った黒いレースのワンピースをまとい、レッドカーペットに登場。各国メディアが「驚くほど剥き出し」「映画祭で最も露出度が高い」などと報じ、国内外で多くの批判の声があがっている。
外国メディアはゴック・チンのことをほとんど知らないため、意図的に目立って有名になろうとしているなどの見方もあり、一部では炎上騒ぎとなっている。
これを受けて、ベトナム文化スポーツ観光省の官房長官 兼 報道官であるグエン・タイ・ビン氏は現地紙の取材に対し、ゴック・チンのカンヌ国際映画祭への出席は同省や同省傘下映画局が任命したものではないと述べた。
また、「文化的観点から見てもこれは公序良俗に反する行為だ」とし、「こうした行為をボイコットするためには、ソーシャルコミュニティやオンラインコミュニティが積極的に声を上げるべきだ」とコメントした。