開催中の第15回アジア競技大会で13日、空手道女子個人組手48kg級の決勝が行われた。準決勝でタイの選手を破り、決勝に進んだベトナムのヴー・ティー・グェット・アイン選手がマレーシアの選手を6-1と圧倒的な強さで下し、見事金メダルを獲得した。戦いの前半、相手選手が攻撃を許さなかったものの、残り時間35秒よりグェット・アイン選手が次々と攻撃を決め、ポイントを重ねて優勝した。試合後、グェット・アイン選手は「とても、幸せです。この栄光を祖国に捧げます」と喜びを語った。
また、13日夜行われたセパタクロー女子ダブル決勝で、ベトナムはミャンマーをセットカウント2-0で下し見事優勝を飾った。セパタクロー女子はチーム戦でも金メダルを獲得しており、同競技で2個目の金メダルとなった。これで、ベトナムの金メダルは現時点で3個となった。