ベトナム戦争後最大とも言われる現代アートイベント、「サイゴンオープンシティ(SOC)」プロジェクトが、今月26日にホーチミン市で開幕する。戦争証跡博物館、南部女性博物館、ホーチミン市立美術館、トンドゥックタン博物館など市内各所で、国内外の著名アーティスト60名以上の作品が展示されるほか、ワークショップやセミナー、映画上映が行われる。
このプロジェクトは、「解放」・「統一」・「復興」の3つのテーマに分けられ、2年間かけて実施される。第1部の「解放」をテーマにした展示では抗米戦争時代を扱った作品を紹介、戦争証跡博物館にはオノ・ヨーコさんの反戦をテーマとした有名な作品「ベッド・イン」が展示される予定。