実力派女性歌手ミー・リンが6年ぶりに、リサイタル“ミー・リン・ツアー 06”を開く。公演は今月17日のホーチミン市ホアビン劇場と、翌週24日と25日のハノイ市ベトソ友好文化会館での3ステージのみ。
今回のステージは、ミー・リンが信頼を寄せる舞台監督や作曲家など最高のメンバーと、日本の音響専門家2人の特別参加を得て作り上げる自信作。ミー・リンは2時間のステージで約20曲を歌う予定だ。
ミー・リンと言えば、“モーツァルトとおしゃべり(Chat voi Mozart)”というクラシック音楽と歌を融合させたアルバムのヒットが記憶に新しい。もちろん今回の曲目リストには、このアルバムからの曲も含まれている。また、最新アルバムの収録曲も披露される。
今回のリサイタルのチケット料金は平均一枚40万ドン(約2900円)と、若者にとっては割高感が否めない。ミー・リン自身は一枚100万ドン(約7100円)だった別の歌手のリサイタルを引き合いに出して、「決して高くないわ」とコメントしている。