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- 観光やビジネスが集中する地域に出店
- 需要や特性に合わせた店舗コンセプト
- 27年に700店舗まで店舗拡大へ
韓国のGSリテール(GS Retail)が運営するコンビニエンスストア「GS25」はこのほど、ハノイ市で6店舗を同時開業した。GS25が北部に出店するのは今回が初めて。
店舗を新設したのは、ハノイ市のバーディン区、ホアンキエム区、ドンダー区、カウザイ区だ。北部での注目度やブランド力を引き上げるため、ハノイ市内でも購買力が高く観光やビジネスが集中する地域への出店を決めたという。
各店舗の面積は115~540m2。ベトナム伝統スタイル、図書館、ラーメン・酒類特化、生鮮食品強化など、各地域の需要や特性に合わせた店舗コンセプトを設定した。
同社は2018年1月、ホーチミン市に1号店を開設し、以降南部を中心に約350店舗を展開してきた。ベトナムと韓国の食文化を融合させた食品を提供し、カフェや休憩所としての役割をも担うことで急成長を遂げている。
GSリテールは年内に、ハノイ市を中心とした北部へGS25を40店舗、ベトナム全域に500店舗、それぞれ展開するとしている。その後も店舗を拡大し、2027年には700店舗まで拡大する計画だ。