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- 30年までのホアラック開発計画枠組み承認
- 将来的には科学技術都市へ
- 国の科学技術分野の競争力向上にも寄与
ハノイ市人民委員会は4日、決定第1243号/QD-UBNDを発表し、2045年を視野に入れた2030年までのホアラックハイテクパーク(HHTP)開発計画の枠組みを承認した。
HHTPはベトナム最大のハイテクパークで、ハノイ市西部のタックタット郡とクオックオアイ郡にまたがる。市中心部からタンロン大通りを経由して約30kmの距離に位置する。
同計画の目的は、HHTPを先端技術の研究・応用拠点として発展させ、将来的には科学技術都市へと昇華させることにある。そのため、計画の策定にあたっては、科学的根拠に基づく実現可能なアプローチを採用し、ハノイ市および国の経済・社会発展戦略と整合性を持たせることが求められる。
計画では、短期・中期・長期の発展目標が明確に設定され、技術・社会インフラの整備、人材育成、科学技術研究への投資を優先事項として掲げる。また、環境保護と持続可能な発展を確保するための施策が盛り込まれ、関連機関間の緊密な連携を強化し、一貫した指導体制を確立することが求められる。
HHTP開発計画は、◇HHTPの概要、◇設立以来のHHTPの建設・発展状況、◇2024年版首都法に適合した2030年までの発展方策・2045年までのビジョンの4つの主要内容で構成される。
計画の策定・実施により、HHTPのさらなる発展と、ベトナムの科学技術分野の競争力向上にも寄与することが期待される。