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- 30年までのDXとGX推進で協力
- フエの持続可能な開発を目指す
- EV利用促進や電気バス導入計画も
北中部地方フエ市人民委員会はこのほど、地場系コングロマリット(複合企業)ビングループ[VIC](Vingroup)との間で、2025~2030年におけるデジタルトランスフォーメーション(DX)とグリーントランスフォーメーション(GX)の推進に関する提携覚書を締結した。
今回の協力を通して、フエ市の持続可能な開発を目指すだけでなく、2050年までのベトナムのネットゼロ目標の実現にも貢献すると期待されている。
覚書によると双方は、◇グリーン観光、◇グリーン産業、◇グリーン農業、◇グリーン都市インフラ、◇グリーン交通、◇グリーンライフスタイルなどの分野で協力する。
交通分野では、「グリーンな未来のためのベトナムの強い精神」と題したキャンペーンを共同展開し、フエ市におけるEV利用促進を目指す。この一環として、同市の市民、公務員、国営企業向けに、ビンファスト製EVの購入・リースおよびタクシーサービス「サインSM(Xanh SM)」利用の優遇措置を設ける。さらに、市内で電気バスを導入する計画もある。
このほか、同市はビンファストのEV充電インフラ整備を手掛けるV-GREENグローバル充電スタンド開発会社(V-GREEN)と協力し、市内で充電スタンド設置の拡大を図る。