![]() (C)Markettimes |
- 越EVメーカーがインドネシア代表と覚書
- 東南アジア市場進出を進めるビンファスト
- トヒル会長がビンファストの取組を称賛
ベトナムの地場系コングロマリット(複合企業)ビングループ[VIC](Vingroup)傘下ビンファスト(VinFast)は22日、インドネシアサッカー協会(PSSI)との間で、サッカーインドネシア代表とのスポンサー契約に関する覚書を締結した。
インドネシア国営企業大臣で、PSSIの会長も務める大富豪エリック・トヒル氏(元インテル・ミラノ会長)は、同国における電気自動車(EV)エコシステム構築に対するビンファストの取り組みを称賛するとともに、今回の覚書締結を歓迎し、「今回の協力がインドネシアサッカーの国際舞台での更なる発展と、FIFAワールドカップ・アジア最終予選を戦うインドネシア代表のモチベーションに繋がることを期待する」と述べた。
ビンファストは東南アジア各国市場への進出を進めており、インドネシアでも正規代理店を展開してEVを販売している。また、ビンファスト製EV・電動バイクのレンタカー・タクシー会社であるグリーン・スマート・モビリティ(GSM)は、昨年末から同国でタクシーサービスを開始。
このほか、ビンファストのEV充電インフラ整備を手掛けるV-GREENは、2025年末までにインドネシアに3万か所の充電ポートを設置する計画。さらに、西ジャワ州スバンではビンファスト製EVの組立工場建設も始まっている。