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- FGFの社長は、ビンG会長の次男24歳
- 31歳の長男はビンファストの製造副部長
- FGFは今年7月にブオン会長が設立
国家企業登録情報ポータルサイトによると、地場系コングロマリット(複合企業)ビングループ[VIC](Vingroup)のファム・ニャット・ブオン会長が設立した新会社フォー・グリーン・フューチャー(For Green Future=FGF)では、同氏の次男であるファム・ニャット・ミン・ホアン氏(24歳)が社長 兼 法的代表者を務めている。
ビンファスト製の電気自動車(EV)の売買やレンタルを手掛けるFGFは今年7月の設立で、ハノイ市ロンビエン区の都市区「ビンホームズ・リバーサイド(Vinhomes Riverside)」にあるオフィスビル「シンフォニー(Symphony)」内に本社を置く。資本金は2000億VND(約12億円)。
ブオン会長と妻でVIC副会長のファム・トゥー・フォン女史の間には、長男のファム・ニャット・クアン・アイン氏、次男のホアン氏、長女のファム・ニャット・ミン・アイン女史という3人の子供がいるが、いずれもVICの取締役会や経営陣の役職には就いておらず、メディアで名前が報じられることも少ない。
アイン氏(31歳)は2023年末に、ビンファスト(VinFast)の製造副部長に就任し、2024年6月末時点でVIC株15万株を保有。一方、ホアン氏とアイン女史はVIC株を保有していない。なお、ブオン会長はVIC株6億9100万株(保有比率17.87%)、フォン副会長はVIC株1億7000万株(同4.39%)をそれぞれ保有している。