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- ベトナムは豚肉消費量で世界6位
- 豚肉生産量シェアでも世界6位に
- 23年末時点の飼養頭数は2550万頭
米国農務省のデータによると、2023年における世界の豚肉消費量でベトナムが国別6位となった。世界の豚肉生産量シェアでも6位にランクインしている。
2023年のベトナム人1人当たりの豚肉消費量は約33.8kgとなり、2021年の約30kg、2022年の約32kgを上回った。また、2023年のベトナムの豚肉生産量は世界全体の3%を占め、◇中国(48%)、◇EU(20%)、◇米国(11%)、◇ブラジル(4%)、◇ロシア(4%)に次ぐ6位となった。
ベトナム統計総局(GSO)によると、2023年末時点の豚の飼養頭数は前年末比+4.2%増の2550万頭となり、過去5年で最多を記録。2019~2023年の豚の飼養頭数は年平均で+6.0%増加した。2024年6月末時点の飼養頭数は前年同時点比+2.9%増の2554万9200頭となっている。
2019~2023年の食肉生産量の構成は、豚肉が60~64%を占め最大だった。以下、家禽肉が28~29%、牛肉や水牛肉が9%と続いた。なお、小規模農場での豚肉生産量は全体の35~40%で、大規模農場は60~65%を占めた。