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- 22年4月に着工、2年の工期を経て竣工
- 豚などの家畜や家禽用のワクチンを製造
- 畜産業の持続可能な発展の促進に貢献
インドネシアの動物用ワクチンメーカー大手ワクシンド・サトワ・ヌサンタラ(Vaksindo Satwa Nusantara)傘下のワクシンド・ベトナム(Vaksindo Vietnam)は9日、北部紅河デルタ地方フンイエン省イエンミー郡(huyen Yen My)にある第2イエンミー工業団地内で動物用ワクチン生産工場を落成した。
同工場は2022年4月に着工し、2年の工期を経て竣工した。用地面積は2万m2以上で、近代的な機械設備を導入し、世界保健機関(WHO)の医薬品製造・品質管理基準である「WHO-GMP」を満たしている。
主要製品は、豚などの家畜や家禽用のワクチン。同工場の稼働は、ベトナムの畜産業の持続可能な発展の促進に貢献するものと期待される。
なお、ワクシンド・ベトナムで製造する動物用ワクチンは、ベトナム国内の需要に応えるだけでなく、東南アジア諸国をはじめとする海外にも輸出する計画だ。