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ベトナム国家銀行(中央銀行)のレ・ミン・フン総裁は10日にオンライン開催された新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響に伴う支援措置に関する会議で、外貨準備高が840億USD(約9兆1000億円)超に上っていることから、マクロ経済の安定性を十分確保できることを強調した。
フン総裁は、世界の為替相場が大幅に変動しているにもかかわらず、ベトナムの通貨ドンはかなり安定しているとし、外為介入のために外貨準備高をまだ使用していないと述べた。
3月31日時点の貸付成長率は前年末比+1.3%だったが、通年では+11~14%になると予想されている。