乳製品製造最大手のビナミルク[VNM]は10日、東南部ビンズオン省の第2ミーフオック工業団地に建設していた牛乳生産工場を竣工した。10日付ダウトゥ紙(電子版)が報じた。
同工場は投資総額2兆4000億ドン(約112億円)、敷地面積約20ヘクタール。第1期の年産能力は4億リットル、第2期では年産8億リットルまで引き上げる。また、同工場には食品用紙容器の開発・製造を手掛けるスウェーデンのテトラパック社の最新技術が導入されている。
なお、VNMは2017年までに売上高30億ドル(約3000億円)を達成し、世界トップ50の乳製品メーカーとなることを目標に掲げている。