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ポミナ鉄鋼は25日、東南部バリア・ブンタウ省フーミー工場団地に建設したインゴット(鉄塊)生産工場の稼動を開始した。同工場は年産能力100万tで、インゴット工場としては東南アジア最大規模。25日付タインニエン紙(電子版)が報じた。
また、同工場の生産ラインには、イタリアのテノバ社およびドイツのコンキャスト社の最新省エネ設備が導入されており、年間7000万キロワットの節電が可能となった。
ポミナ鉄鋼は今回稼動開始したインゴット工場の他、圧延鋼工場の建設も進めており、こちらは年末に竣工する予定。インゴット工場と圧延鋼工場を含めた投資総額は3億ドル(約235億円)に上るという。