ドイツ自動車部品大手ロバートボッシュは12日、東南部ドンナイ省ロンタイン工業団地にある車両CVT(無段変速トランスミッション)用金属製プッシュベルトの製造工場向けに追加投資する計画を明らかにした。13日付カフェエフが報じた。
これにより、同工場向け投資額は、現在の7300万ドル(約56億円)から2015年までに1億3260万ドル(約102億円)に拡大する。この追加投資を受けて、同工場の年間生産量はプッシュベルト160万本から320万本に拡大する見通し。
同工場は2011年4月に稼動を開始した。同社にとって、東南アジアで最初の生産拠点であり、世界でもオランダのティルブルグ市にある工場に次いで2番目。