東南部ニントゥアン省人民委員会は今年の9月に、投資総額98億米ドル(約7866億4600万円)に上るカナ鉄鋼コンビナート建設案件の投資許可を正式に取り消すことを決定した。11日付カフェエフ(電子版)が報じた。
現在、同省人民委員会は同案件向けに割り当てた土地1650ヘクタールの回収手続を進めており、同案件を合弁事業として、進めていたベトナム造船工業総公社(ビナシン)とマレーシアのライオングループに対して、3か月以内に清算手続きを完了するよう指示した。
同案件は今年2月、首相によって投資許可の取り消しを承認されていた。現在、同省人民委員会は同案件に代わる新たな投資案件の誘致を検討しているという。