ドイツ自動車部品大手ロバートボッシュは14日、東南部ドンナイ省のロンタイン工業団地で車両CVT(無段変速トランスミッション)用金属製プッシュベルトの製造工場を稼動した。15日付サイゴンタイムズ紙(電子版)が報じた。
同工場の総投資額は5500ユーロ(約65億円)で、敷地面積16ヘクタール。初年度の生産量はプッシュベルト160万本を見込んでおり、2015年までに工員800人体制を整え、年間生産量を230万本まで引き上げる方針である。
同社が東南アジアに生産拠点を置くのは、これが初めてで、同社にとっては2番目のCVTベルト生産拠点となる。