ハティン鉱産貿易総公社とラオスのブンアン港開発社は16日、北中部ハティン省のブンアン港の開発と利用を行う「ブンアン港ベトラオ株式会社」の合弁会社設立契約を締結した。ラオスによるブンアン港利用については昨年2月、両国間協力案件の一つとして覚書が調印されている。
ブンアン港は深さ10~15メートルの深水港で5万トン級船舶の接岸が可能。この港と国道12号線、国道8号線を利用することが、ラオス中部、タイ東北部から南シナ海に抜ける最短ルートとなる。
現在ブンアン港にはふ頭2カ所(合計457.7メートル)と荷揚げ設備がある。合弁会社の設立は港の開発を後押しするものと期待されている。