スイスのAerogie.Plus再生エネルギー社と東南部バリア・ブンタウ省コンダオ郡人民委員会は9日、コンダオ島に建設予定の風力発電所の電力売買契約を締結した。
同社はコンダオ島にベトナム初の風力発電所(出力7.5メガワット)を建設する計画で、すでにコンダオ郡人民委から投資認可を取得している。投資額は2000万ユーロ(約24億4000万円)で2010年に発電を開始する予定だ。
現在、コンダオ島には出力3メガワットのディーゼル発電所が一カ所あるが、発電コストが高く毎年政府が数百億ドン(数億円)を補てんしている。