ベトナム造船産業グループ(ビナシン)とマレーシアのライオングループとの合弁会社ビナシン・ライオンスチールは23日、東南部ニントゥアン省ニンフオック郡フオックジエム村で「カナ鉄鋼コンビナート」を着工した。同地区は面積1650ヘクタールで、2025年までに年産1442万トンの鉄鋼コンビナートを建設する。総投資額は98億米ドル(約9400億円)。
工事は4期に分けて実施、第1期(2008~2010年)では27億4900万米ドル(約2650億円)を投じて、年産450万トンの鉄鋼工場、火力発電所2基(合計出力1450メガワット)、深水港(年間貨物取扱能力1500万トン)を建設する。