こんにちは、青年海外協力隊の山田邦永(やまだくにはる)です。2017年10月より、ベトナムの非政府組織(NGO) VIRI でハノイを拠点に 活動 しています。
今回は、日本から届いた嬉しいニュース、 札幌市のフェアトレードタウン認定 について紹介します。フェアトレードタウンについては、 本コラム「【第1回】 ようこそ!フェアトレードの世界へ」 をご参照ください。
札幌市が日本で5番目のフェアトレードタウンに
2019年5月23日、 日本フェアトレードフォーラム 理事会で北海道札幌市のフェアトレードタウン認定が審議され、2019年6月1日付で 札幌市がフェアトレードタウンとして認定されることが決定 しました。熊本県熊本市(2011年6月)、愛知県名古屋市(2015年9月)、神奈川県逗子市(2016年7月)、静岡県浜松市(2017年11月)に次ぐ、日本で5番目のフェアトレードタウン札幌市の誕生です!
フェアトレードが日常に浸透している札幌市
札幌市のフェアトレードの推進 に係る取り組みは1980年代後半から続いており、 札幌市におけるフェアトレードの普及・啓発のためのパンフレット も作成されています。 日本においてフェアトレードタウンとなるための基準 の1つとして、フェアトレード商品を取り扱う店舗が人口1万人あたり1店舗以上あることと定められています。人口約195万人の札幌市ですが、実に280以上ものフェアトレード商品を取り扱う店舗があります。
ベトナムのフェアトレード商品が札幌市へ
2019年6月29日(土)、30日(日)には、 「フェアトレード・フェスタ 2019 in さっぽろ」 が、札幌市大通公園10丁目で開催されます。そして、ベトナムのフェアトレード製品を取り扱う JV STYLE のブースにて、VIRIの開発した以下の商品が数量限定で販売されることになりました。ご興味のある方、ぜひお早目に足をお運びください!(問い合わせ先: JV STYLE )
ハザン省の緑茶
ハザン省 ホアンスフィ地区の山岳地帯で育てた、フェアトレード製品及びオーガニック製品の国際基準を満たしたプレミアムクオリティーの緑茶です。琥珀色に輝くハチミツのような美しい色味が特徴です。少数民族の赤ザオ族が生産しています。
ダクラク省のコーヒー
ダクラク省 の中部高原地帯バンメトート地区エアトゥ村で生産された、フェアトレード製品の国際基準を満たしたコーヒーです。 ロブスタ種とアラビカ種をバランスよくブレンドしており、すっきりした酸味でありながら豊かなボディも感じられます。少数民族のエデ族が生産しています。