格安航空会社(LCC)最大手ベトジェットエア[VJC](Vietjet Air)は、ベトナム国内線の運航便数の増加に合わせて、10月7日(水)から9日(金)までの3日間、デラックスクラス航空券の運賃を最大50%割引とする特別キャンペーンを実施している。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)収束後の旅行需要を促進することが狙い。
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ウェブサイトまたはモバイルアプリ「Vietjet Air」で航空券を予約する際に、コード「DELUXE」を入力すれば、国内線全便のデラックス運賃(税金・手数料除く)が50%割引になる。搭乗期間は2020年10月10日から2021年12月31日まで(テト(旧正月)除く)。
さらに、このコードを利用して航空券を購入し、フラマ・リゾート・ダナン(Furama Resort Danang)、ラリア・ニンバンベイ(L’Alya Ninh Van Bay)、アリヤナ・スマートコンドテル・ニャチャン(Ariyana SmartCondotel Nha Trang)、リパブリック・プラザ(Republic Plaza)など、ベトナム全土の5つ星ホテルやリゾートを予約すると、室料が半額となる。
また、10月10日の首都解放の日を記念して、同じく10月7日から9日までの3日間、ベトナム国内線の航空券55万枚を対象に運賃が0VND(税金・手数料除く)からとなるキャンペーンも実施している。航空券はウェブサイトまたはアプリ「Vietjet Air」、フェイスブック(Facebook)ページ、全国のチケットオフィス、正規代理店で販売している。搭乗期間は10月11日から2021年3月31日まで(テト除く)。
これに先立ち、ベトジェットエアは、◇ホーチミン~フーコック/ダラット/ニャチャン線、◇ハノイ~フーコック/ダラット/ニャチャン/カントー線を含む複数の国内線の運航便数を増やした。特にベトナムの2大都市を結ぶホーチミン~ハノイ線は、最新の航空機を使用するほか、最も便利な時間帯で1日往復25便に増便した。
なお、ベトジェットエアが出資するタイのLCCタイ・ベトジェットエア(Thai Vietjet Air)は6日、バンコク~ウボンラーチャターニー線を就航した。同路線はタイ・ベトジェットが運航する11番目のタイ国内線となる。1日1往復の運航で、飛行時間は片道約1時間10分。タイ・ベトジェットは引き続き、タイ国内線ネットワークを拡大していく計画だ。