北中部地方クアンビン省人民委員会はこのほど、同省の観光産業を更に発展させるための戦略の一環として、同省にある世界自然遺産フォンニャ・ケバン国立公園内におけるジップライン(木々の間に張られたワイヤーロープを滑車で滑り降りる遊び)システムの設計案を承認した。
このジップラインシステムは、同国立公園の行政サービス区の一部に建設する。建設予定地は北がホーチミン道路、東南が崖、東北がハントイ洞窟、西南がモオク渓流に接する。
ジップラインは1日当たり1000人の利用者に対応でき、世界最長のジップラインとなる見通しだ。また、この地域にはジップラインのほか、野外の遊び場や浴場なども設置するという。