ホーチミン:タンソンニャット空港、早朝便の利用客で深夜も大混雑

2025/01/24 15:24 JST配信
  • 午前1時~2時もカウンターは大混雑
  • 夜間や早朝の便を選択する客が多数
  • 出発3時間前には空港に到着する必要

 ホーチミン市タンソンニャット国際空港は、テト(旧正月)を故郷で過ごす人々の帰省ラッシュを迎えており、午前3時30分~5時の便にチェックインする乗客らで、午前1時~2時もカウンターは大混雑となっている。

(C)thanhnien
(C)thanhnien

 帰省ラッシュ2日目の同空港では、最大1000便を運航して13万8374人が空港を利用すると見込まれる。このうち国内線ターミナルからの出発客は6万4238人。今年は夜間や早朝の便を選択する客が多く、午前3時30分~5時の便が満席となっているため、空港内は昼夜を問わず人ごみの熱気でうだるような暑さとなっている。

 利用客の急増により、チェックインや保安検査の手続きの待ち時間が通常よりも、かなり長くなるため、航空当局は航空会社のウェブサイトやアプリ、自動チェックイン機などから出発の24時間前までに事前チェックインを済ませ、指定のカウンターから手荷物を預けておくよう乗客に勧めている。

 事前チェックインを完了して、手荷物を預ける必要もない乗客は、そのまま保安検査場に直行可能なため、待ち時間の大幅な短縮に繋がる。乗り遅れを避けて、ピーク時のターミナルの負担を軽減するためにも、乗客は出発時刻の3時間前には空港に到着する必要がある。

 なお、1月14日~2月12日(旧暦12月15日~1月15日)の同空港の利用客は400万人余りと予想されており、このうち150万人は国際線、250万人は国内線の利用客。期間中の運航便数は2万6000便余りと見込まれている。

[Thanh Nien 08:05 23/01/2025 U]
※VIETJOは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。
© Viet-jo.com 2002-2025 All Rights Reserved 免責事項

この記事の関連ニュース

 ホーチミン市交通運輸局はこのほど、テト(旧正月)期間中の往来需要に応えるべく、同市タンソンニャット...
 ホーチミン市のタンソンニャット国際空港では、テト(旧正月)のUターンラッシュとなった2月16日(金)から...
 ホーチミン市のタンソンニャット国際空港では、2023年のテト(旧正月)6日目に当たる1月26日の利用客が14...

新着ニュース一覧

 地場系コングロマリット(複合企業)ビングループ[VIC](Vingroup)のファム
 米メタ(Meta)は10日、「ワッツアップ(WhatsApp)」、「フェイスブック(Facebook)」、「メッセンジャー(M...
慣れない海外生活、急病や事故
何かあってからでは遅い!
今すぐ保険加入【保険比較サイト】
 日本政府は10日、令和5年度(2023年度)草の根・人間の安全保障無償資金協力事業として実施した、南中部...
 2025年4月4日、ベトナム戦争末期の米軍による「オペレーション・ベビーリフト」の航空機墜落から50年を...
 日本政府は10日、令和4年度(2022年度)草の根・人間の安全保障無償資金協力事業として実施した、南中部...
 英系不動産サービス大手のナイト・フランク(Knight Frank)が発表した「ザ・ウェルス・レポート(The Wea...
 株式会社矢野経済研究所(東京都中野区)は2024年11月に、インドネシア、マレーシア、タイ、ベトナムのAS...
 デンマークの玩具メーカー大手レゴ(LEGO)は9日、東南部地方ビンズオン省の第3ベトナム・シンガポール工...
 ベトナムバイクメーカー協会(VAMM)の発表によると、2025年1~3月期におけるVAMM加盟5社のバイク販売台...
 南部解放・南北統一50周年(1975年4月30日~2025年4月30日)に向けて祝賀ムードが高まっているホーチミン...
 経済産業省 通商政策局 貿易振興課は、令和5年度補正「グローバルサウス未来志向型共創等事業費補助金(...
 格安航空会社(LCC)最大手ベトジェットエア[VJC](Vietjet Air)は、4月30日
 第13期ベトナム共産党中央執行委員会は12日に閉幕した第11回会議で、全国63の省・市(中央直轄市)の行政...
 ベトナム共産党中央執行委員会は10日、チュオン・ホア・ビン元第一副首相に対し、党における役職を抹消...
トップページに戻る