- コンダオ島の歴史と発展を史料で紹介
- 「黎明期」「コンダオ刑務所」「観光地」
- デジタル技術でコンダオ島の歴史を体験
コンダオ国家遺跡保存センター(東南部地方バリア・ブンタウ省コンダオ郡)と第1国家アーカイブズセンターは、ベトナム人民軍創設記念日80周年(1944年12月22日~2024年12月22日)を記念して、コンダオ島をテーマにした3D展示会を開催している。
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コンダオ島の歴史と発展を300点を超える史料で紹介するもので、「黎明期」、「コンダオ刑務所」、「観光地」という3つのテーマで整理している。「黎明期」では考古学的遺物とともに、コンダオ島に住む人々の数千年前からの足跡をたどり、17世紀末に広南国によって支配権が確立され、阮(グエン)朝(1802~1945年)時代に行われた定住支援、刑務所としての利用といった歴史を紹介する。
「コンダオ刑務所」では、フランス植民地時代と米国に侵略された時代に多くの革命戦士や愛国者が投獄され、「この世の地獄」とも呼ばれたコンダオ刑務所にスポットを当てる。
「観光地」では、「この世の地獄」から観光地へと大きく変貌した力強い発展を紹介する。
コンダオ郡で開催される初のオンライン展示会で、ベトナム語と英語の2言語で、デジタル技術を通じてコンダオ島の歴史を体験できる機会となる。
展示はコンダオ国家遺跡保存センターのウェブサイトから閲覧できる。