• 放蕩息子が高齢の母をナタで殺害
• 潜伏先のHCM市内のホテルで逮捕
• 発見された遺体は一部が白骨化

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　南中部高原地方ザライ省警察は3日、母親を殺害後に逃亡していた同省在住のグエン・バン・ティエン容疑者(男・18歳)の身柄引受に向けて、ホーチミン市12区タインスアン街区警察と調整していると明らかにした。

（C）Cong Luan

　これに先立つ9月26日、L・T・Vさん(女性・60歳)が所有するカシューナッツ畑で遺体が発見された。遺体は腐敗が進んでおり、一部が白骨化していた。検死の結果、遺体は畑の持ち主であるVさんと特定。遺体は外傷性脳損傷を負っていた。

　捜査を進める中で、警察は息子のティエンを容疑者と特定し、殺人事件の容疑者として行方を追った。警察の調べによると、容疑者は犯行後、地元の携帯ショップで携帯電話を購入して、バスでハノイ市に向かった。容疑者はさらにバスを乗り換えてホーチミン市に逃亡し、12区に潜伏。地元警察は10月1日、潜伏先のホテルを突き止めて容疑者を逮捕した。

　警察の取り調べに対し、容疑者は9月18日朝に母親と畑の草むしりをして、昼頃に遊びに行く小遣いが欲しいと頼んだが、小遣いをくれずに叱られたため、カッとなって持っていたナタで母親を殺害したと供述。犯行後、シャワーを浴びて返り血を洗い流し、服を着替えると、飼っていた牛5頭とヤギ4頭を売るため商人に連絡。午後に母親の遺体を埋めた後、村から逃走した。