ハノイ市教育訓練局は24日、市内の新型コロナ感染流行レベル1(低リスク:グリーンゾーン)およびレベル2(中リスク:イエローゾーン)の地区にある中学校と高校の対面授業をテト(旧正月)明けの2月8日から再開させることを市人民委員会に提案した。
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対象となるのは、感染流行レベル1~2の地区にある中学校・高校に通う、中学2年生(日本の中学1年生に相当)から高校3年生までの生徒で、ワクチン接種済みであることも条件となる。新型コロナ対策でオンライン授業を続けていたが、対面授業再開となれば、実に8か月ぶりの学友との再会となりそうだ。
対面授業再開に当たって各教育施設は、教育訓練省と保健省が定める安全基準を満たす必要がある。教壇に立つ教員は、十分なワクチン接種を完了していなければならず、校内の食堂での飲食は禁止。当面の対面授業は、午後か午前のいずれかで実施。感染者が見つかった場合は、速やかに地元当局に報告して、その後の対応を検討することとする。
また提案によると、小学生と中学1年生(日本の小学6年生に相当)については、まだ対面授業再開を予定しておらず、幼稚園・保育園に通う未就学児についても引き続き自宅待機となっている。感染流行レベル3(高リスク:オレンジゾーン)とレベル4(超高リスク:レッドゾーン)の中学2年生(日本の中学1年生に相当)から高校3年生までの生徒も引き続きオンライン授業となる。