在ホーチミン米国総領事館によると7日、米国が供与した米ファイザー(Pfizer)製ワクチン60万8400回分がホーチミン市タンソンニャット国際空港に到着した。
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これに先立ち、米国は新型コロナウイルスワクチン約750万回分をベトナムに供与しており、今回の追加供与を合わせると、米国がベトナムに供与したワクチンは約810万回分となる。
在ホーチミン米国総領事館は、新型コロナのパンデミックに終止符を打つべく、米国とベトナムとで協力していくことを約束。一方のダン・ホアン・ザン外務次官は、米国政府による時宜を得た有益なワクチン支援に謝辞を述べた。
米国は4日にも新型コロナウイルスワクチンの共同調達に関する国際的な枠組み「コバックス・ファシリティ(COVAX Facility)」を通じてファイザー製ワクチン約150万回分をベトナムに供与したばかり。
なお、ベトナムはこれまでにコバックス・ファシリティを通じて累計1400万回分のワクチンを調達しており、米国はコバックスの最大の拠出国となっている。