新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の国内第4波による感染拡大以降、ベトナム人の保険商品の購入頻度が増加傾向にあることが、英国の市場調査会社ユーガブ(YouGov)が先般発表した調査報告で明らかになった。
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この調査は、ユーガブが8月23日~28日の期間に939人を対象に行ったもの。調査報告によると、調査対象者の26%が「保険商品の購入頻度を増やした」と回答した。「変わらない」との回答の割合は64%で、「減った」という回答の割合は10%程度に留まった。
新型コロナの感染拡大が続いたことで、ベトナム人消費者が自分と家族の健康・生命を守るべく、保険商品の購入を以前より前向きに検討するようになっていると考えられる。
これに先立ち、ユーガブは9月に「ベトナム銀行・保険業界のベストブランドランキング2021(Vietnam Banking and Insurance Rankings 2021)」を発表。
保険部門では、国営系バオベトグループ[BVH](Bao Viet Group)傘下のバオベト生命(Bao Viet Life) の評価が最も高く、以下、◇カナダ系マニュライフ(Manulife)、◇米系プルデンシャル(Prudential)、◇中国香港系AIA、◇日系第一生命などと続いた。