ベトナムのアプリマーケット大手アッポタ(Appota)がこのほど発表した2021年のモバイルアプリ市場に関するレポートによると、ベトナム人のスマートフォン(スマホ)利用時間は1日平均5.1時間となり、前年の4時間から増えていることが明らかになった。また、スマホ利用者は1日あたり平均3.18時間をインターネットの利用に費やしているという。
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報告によると、現在ベトナムでは人口の約70%が携帯電話を使用しており、このうち64%が第3世代移動通信システム(3G)や第4世代移動通信システム(4G)を利用している。インターネット利用率は70%、スマホを使ったインターネット利用率は95%となっている。
2020年12月時点で人口9730万人超のうち73%が毎日ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)にアクセスしている。SNSのほか、映画視聴アプリやメッセージングアプリは、ベトナム人にとって最も人気のあるアプリだ。フェイスブック(Facebook)とユーチューブ(YouTube)の利用時間は、スマホ利用時間のそれぞれ25%、12%を占めている。
メッセージングアプリについて、ザロ(Zalo)がフェイスブックのメッセンジャーを抜いて最も人気で、スマホ利用時間に占める利用時間の割合は6~7%となっている。