韓国ネイバー、通信郵便技術学院と人材育成で提携

2020/08/25 03:37 JST配信

 韓国最大のインターネットサービス会社NAVER(ネイバー)が20日、通信郵便技術学院(PTIT、ハノイ市)との間で人材育成協力に関する提携契約を締結した。

(C) ictnews
(C) ictnews

 今回の提携は、ネイバーが2019年から推進している「グローバルAI研究ベルト」事業の一環。この事業では、米国や中国など人工知能(AI)分野で先を行く国に匹敵する、同社を中心とした国際的なネットワークを形成することを目指している。同社の拠点がある韓国、日本、ベトナム、フランスが基点となり、なかでもベトナムは東南アジアの中心的拠点にしたい考えだ。

 提携により、双方は共同研究事業を行うほか、PTITの学生を対象として、AI、モノのインターネット(Internet of Things=IoT)、ビッグデータ、ブロックチェーン(分散型台帳)などのコースを共同で展開する。

 また、ネイバーがPTITに技術移転を行い、PTITの新教材の開発に参画し、PTITの優秀な学生に奨学金を支給するなどして人材育成を支援していく。

 ネイバーはこれに先立つ7月中旬、ハノイ工科大学との間でIT人材育成協力に関する提携契約を締結した。同社はこうした活動を通して長期的に優れた人材の確保を目指している。

[Ictnews 19:51 20/08/2020, A]
※VIETJOは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。
© Viet-jo.com 2002-2025 All Rights Reserved 免責事項

この記事の関連ニュース

 韓国最大のインターネットサービス会社ネイバー(NAVER)は5月27日、通信郵便技術学院(PTIT、ハノイ市)に...
 韓国最大のインターネットサービス会社NAVER(ネイバー)がハノイ工科大学とIT人材育成のために協力する...
 韓国最大のインターネットサービス会社ネイバー(NAVER)は23日、ベトナム法人であるネイバー・ベトナム(...

新着ニュース一覧

 米経済誌フォーブス(Forbes)が発表した2025年版の世界長者番付に、ベトナムから5人がランクインした。 ...
 チャン・ホン・ハー副首相は3月29日、東南部地方ドンナイ省で建設中のロンタイン国際空港プロジェクト...
慣れない海外生活、急病や事故
何かあってからでは遅い!
今すぐ保険加入【保険比較サイト】
 北中部地方フエ市人民委員会は、絶滅が危惧される動物「サオラ(学名:Pseudoryx nghetinhensis)」の追...
 ホーチミン市フーニュアン区のファンシックロン(Phan Xich Long)通りの周辺には、全長1kmにも満たない1...
 米国の半導体大手クアルコム(Qualcomm)は、自社ウェブサイト上で、地場系コングロマリット(複合企業)
 ホンダフィリピン(Honda Philippines)の社長を務めていた荒井清香氏がこのほど、ホンダベトナム(Honda ...
 生成人工知能(AI)を活用したSaaSサービスの提供と受託開発を手掛ける株式会社バイタリフィ(東京都渋谷...
 ショッピングセンターや文化施設、スポーツ・娯楽施設などの企画、設計、監理及び施工を手掛ける株式会...
 公益財団法人日本財団(東京都港区)が企画し、世界34か国で展開する世界最大のゴミ拾い&分別イベント「...
 中国の火鍋チェーン「海底撈火鍋(ハイディラオ=Haidilao)」は、2024年における中国本土以外の海外市場...
 地場系コングロマリット(複合企業)ビングループ[VIC](Vingroup)傘下の電
 ベトナム共産党政治局は、南中部沿岸地方フーイエン省共産党委員会筆頭副書記のカオ・ティ・ホア・アン...
 シンガポール系グラブ(Grab)の現地法人グラブベトナム(Grab Vietnam)は、ベトナムでチャーター車両「グ...
 国会常務委員会は3月31日、第15期(2021年~2026年任期)国会第9回会議の準備について話し合った。  ...
トップページに戻る