シンガポールを本拠地として東南アジア地域でタクシー配車・予約サービスを展開するグラブ(Grab)は10日から、運転手を5分以上待たせた乗客に対して追加料金を適用する。
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この追加料金は、配車を予約した乗客が指定の場所に現れなかった場合や、運転手が指定の場所に到着してから5分以上経っても乗客が現れず、やむなく運転手自身で予約をキャンセルした場合に適用される。運転手の到着時刻は乗客の携帯電話にメッセージで通知される。
サービス別の追加料金は、「グラブバイク(GrabBike)」「グラブバイク・プレミアム(GrabBike Premium)」が3000VND(約14円)、「グラブカー(GrabCar)」「グラブカープラス(GrabCar Plus)」「グラブカー7(GrabCar7)」「ジャストグラブ(JustGrab)」が1万VND(約47円)で、運転手が全額を受け取る。
この追加料金は、eウォレット(電子財布)「グラブペイ・バイ・モカ(GrabPay by Moca)」や銀行カードを介して徴収され、現金決済の場合は次回乗車時の運賃に加算される。
なお、追加料金の支払いに応じない乗客に対しては、配車予約機能を一時的にブロックする。