韓国にも進出を遂げた地場系大手のカフェチェーン「CONG ca phe (コンカフェ)」の類似店がハノイ市に出現し、コンカフェが市民に対して間違うことのないよう注意を呼び掛ける事態となっている。
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コンカフェに類似しているとされているのが、13日にホアンキエム区ハムロン通り(Ham Long St., Hoan Kiem Dist.)で正式オープン予定の「チャンカフェ1989(Chang ca phe 1989)」。店名こそコンカフェとは異なるが、その店舗の外観や内装、インテリアはコンカフェに瓜二つだ。
コンカフェのファンページでは、類似店に対して否定的な声があがっている。一方でコンカフェ側は、昨今は市場にオールドベトナムをコンセプトとしたカフェが多数オープンしており、店の選択肢は顧客にあるとした上で、カフェの本質を慎重に見極めるよう注意喚起している。
コンカフェの代表者はチャンカフェ1989について、コンカフェとは無関係であり開業にあたって同店から相談なども一切受けていないとコメントしている。また、コンカフェの法務部が既に法的処置に向けて準備を進めているという。
コンカフェの類似店トラブルについて弁護士は、コンカフェが同チェーンのコンセプト全てを商標登録していれば、当局が調査を行い法的措置を取ることは十分に可能だとしている。
チャンカフェ1989の代表者は、コンカフェの模倣についてノーコメントを貫いている。