ペットに人気のデコ甲羅ミニガメ、正体は生態系壊すアカミミガメか

2018/08/07 06:24 JST配信

 ハノイ市内ではここ1週間、甲羅を色とりどりの図柄に装飾されたミニガメがペットとして人気を呼んでいる。一方で、販売されているミニガメの種類について疑念を抱き指摘する声も聞こえてきている。

(C)vitenammoi.vn
(C)vitenammoi.vn

 販売者によると、ミニガメは浅瀬に生息し、大人しいため飼育しやすく寿命も長いという。魚用のエサやご飯を与えるが、1か月何も食べなくても生き延びるほど丈夫だ。販売価格は1匹4万~6万VND(約190~290円)と安い。鮮やかな甲羅に飼育が簡単で安価であることから、ミニガメの情報は瞬く間にSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)で広がった。自分で飼育するために買う客のほか、子供のために買い求める保護者も多い。

 ところが、ミニガメをよく観察すると両耳の横が赤いことから、このミニガメの正体は病原菌を保菌している危険性が高いほか、生態系を壊すとして販売が禁止されているアカミミガメだとする意見が出ている。

 これについて販売者らは、ミニガメはキバラガメであり決してアカミミガメではないとしている。中には、ミニガメが仮にアカミミガメだとしても放流せず水槽や瓶で飼うぶんには生態系を壊すことはないという販売者もいる。ただし、キバラガメは一般に1匹10万~15万VND(約480~720円)する一方で、この「デコ甲羅ミニガメ」はあまりに安価で販売されている。

 ミニガメが飛ぶように売れると聞いて販売を開始した男性は、ミニガメの出所や種類などをよく分からないまま販売していた。しかし、アカミミガメである可能性を知りすぐに販売を取りやめたという。

© Viet-jo.com 2002-2026 All Rights Reserved 利用規約 免責事項

この記事の関連ニュース

 ホーチミン市の道端で「幸運を呼ぶ金のカメ」と称してカメを販売している人がいる。ただし森林保護当局...
 今年の2月下旬以降、各地でアフリカ豚コレラ(ASF)が確認され豚の殺処分が行われている一方で、この2か...
 近年、珍しい昆虫や爬虫類をペットとして飼うことを趣味とする人が増えている。販売元に電話で問い合わ...
 農業農村開発省水産物品質管理局ホーチミン支局のチャン・ディン・ビン支局長はこのほど、ニエウロック...

新着ニュース一覧

 ホーチミン市人民委員会は1日、ニャーゾン・カインホイ埠頭で、ホーチミン市改名50周年(1976年7月2日~...
 農業環境省が6月30日に発表したベトナム農産物トレーサビリティシステムの本格運用が、7月1日に始まっ...
慣れない海外生活、急病や事故
何かあってからでは遅い!
今すぐ保険加入【保険比較サイト】
 北部地方バクニン省人民評議会は6月30日の会議で、同省が第1級都市の基準を満たしたとする提案に関する...
 南中部地方ダナン市のホイアン旧市街で多くの店が閉まった後も、チャンフー(Tran Phu)通り、ファンチュ...
 全日空(ANA)が出資するベトナムのフラッグキャリアであるベトナム航空[HVN]
 文具メーカーのプラス株式会社(東京都港区)は1日付けで、同社のステーショナリー海外製造販売事業の一...
 石炭や木材、金属などの事業を手掛ける矢橋ホールディングス株式会社(岐阜県大垣市)のグループ会社で、...
 地場空港関連サービス大手タセコエアーズ[AST](Taseco Airs)と、空港店舗
 時計バンドやメガネフレームなどの製造・販売を手掛ける日本精密株式会社(埼玉県川口市)は、新たな中期...
 ホーチミン市警察交通警察部(PC08)は、旧地名「サイゴン・ザーディン」が故ホー・チ・ミン主席の名を冠...
 全国の20以上の空港を管理・運営するベトナム空港社[ACV](Airports Corpo
 ハノイ市農業環境局は6月30日、同市人民評議会で承認された環状1号線内の低排出ゾーン(LEZ)導入案の詳...
 政府は6月30日、ガソリン・石油製品、その生産原料、航空燃料に関する税優遇措置の適用期間を2026年9月...
 ホーチミン市で1日、市内バス134路線の運賃無料化が始まった。この施策は、市民に公共交通機関の利用を...
トップページに戻る