地場系大手シルク布メーカーで国産シルクで有名なカイシルク(KhaiSilk)が1990年代からベトナム産を装い中国産を販売していた事件で、ハノイ市場管理支局は調査を経て同市公安局経済管理職務犯罪捜査警察部(PC460)に書類を送致した。
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財政省傘下税関機関も中国からのシルク布輸入について明らかにすべく、同社の貿易の調査を急いでいる。
商工省はさらに全面的な調査に向けて調査団を発足した。調査団は、商工省消費者保護・競争局、市場管理局、税務、科学技術、警察の各機関、また消費者保護・基準協会の代表者から成る。
チャン・トゥアン・アイン商工相は証拠を検証した上で、「刑事事件として立件すべき違反にあたり、捜査当局の協力が必要」として、警察への書類送致を指示した。国産を装い中国産シルクを販売する行為は偽造品販売に当たると見られている。