ホーチミン:生後4日の結合双生児の分離手術が成功

2014/03/04 16:00 JST配信

 ホーチミン市第1小児病院で27日、結合双生児の分離手術が行われた。手術を受けたのは、メコンデルタ地方アンザン省で生まれた生後4日の結合双生児(体重4000グラム)。手術は僅か1時間ほどで終了し、無事成功した。

(C) tuoitre
(C) tuoitre

 この双生児は、胸骨が結合し、心臓の近くに穴が開いた状態で病院に搬送された。しかし、執刀医によると、双生児はそれぞれ内臓が分かれていたため、手術は当初の予想より簡単なものになった。双生児は、心臓や腎臓、肛門などに先天的な異常が見られものの、命に別状は無いという。

 但し、今後も1~2週間は慎重な経過観察が必要で、その後、状態が安定していると判断された場合、双生児のうち肛門が欠如している方の新生児に、肛門形成手術を行う方針。

[Le Thanh Ha, Tuoi Tre, 14:55 (GMT + 7) 27/02/2014U]
※VIETJOは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。
© Viet-jo.com 2002-2024 All Rights Reserved 免責事項

この記事の関連ニュース

 ホーチミン市小児病院で15日、1歳の結合双生児の分離手術が行われた。分離手術と泌尿器系や消化器系、...
 ホーチミン市第1小児病院で2日、生後1か月半の結合双生児の分離手術が行われた。3時間15分にわたる手術...
 ホーチミン市第2小児病院は26日、生後14か月の結合双生児の分離手術に成功した。ザンチーが報じた。 ...
 ホーチミン市内のホテルで6日、ベトナム戦争で米軍が散布した枯れ葉剤の影響で結合双生児として生まれ...
 東南部ビントゥアン省ファンティエット市のアンフオック総合病院で26日、同省バクビン郡ファンタイン村...

新着ニュース一覧

 1969年1月19日、スイス人の若者3人が、フランス・パリのノートルダム大聖堂の高さ100m近い尖塔に登り、...
 中国発のぬいぐるみ「ベイビー・スリー(Baby Three=娃三歳)」が、ホーチミン市の若者の間でブームにな...
 デジタル旅行プラットフォーム「アゴダ(Agoda)」を運営するアゴダ・カンパニー(Agoda Company、シンガ...
慣れない海外生活、急病や事故
何かあってからでは遅い!
今すぐ保険加入【保険比較サイト】
 南中部沿岸地方ダナン市観光局は、2024年12月14日(土)から2025年1月2日(木)にかけて「クリスマス&ニュ...
 カンボジア公式訪問を開始したチャン・タイン・マン国会議長は21日、カンボジアの首都プノンペンで、同...
 ベトナム共産党政治局・書記局は20日に開かれた会合で、政治局員・国会共産党連合会書記・国会議長在任...
 ワインの輸入販売などを手掛けるエノテカ株式会社(東京都港区)は11月25日、ホーチミン市1区のホーチミ...
 住商アグロインターナショナル株式会社(住商アグロ、東京都千代田区)は、ベトナムの農業資材販売会社で...
 ベトナム最大の企業管理職向けソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)を運営するアンファベ(Anph...
 南部メコンデルタ地方カマウ省人民委員会は19日、ダムゾイ郡でダムゾイ・カイヌオック・チャーラー(Dam...
 ホーチミン市人民委員会は21日、12月の商業運転開始を予定している都市鉄道(メトロ)1号線(ベンタイン~...
 21日から23日までの日程でマレーシアを公式訪問中のトー・ラム書記長は21日、最高儀礼に則り盛大に執り...
 ドミニカ共和国を公式訪問中のファム・ミン・チン首相は現地時間20日、ルイス・ロドルフォ・アビナデル...
 米不動産サービス大手クッシュマン&ウェイクフィールド(Cushman & Wakefield=C&W)がこのほど発表した...
 南中部高原地方総合病院は19日、自宅で調理したヒキガエルの肉と卵を食べた児童2人が中毒を起こしたと...
トップページに戻る