ホーチミン市で17日、東南部とメコンデルタ地方の14省市の代表が集まり、バイク乗車時のヘルメット着用状況を検討する会議が開かれ、多くの参加者が電動バイク・電動自転車乗車時にもヘルメット着用を義務付ける必要があると指摘した。
タイニン省交通運輸局のカオ・ティ・ニャン局長は「電動バイクと電動自転車は、走行時に時速40~60キロに達する場合があり、接触事故が起きれば大けがを引き起こす恐れがある。実際、重大な事故が発生しており脳挫傷になるケースも少なくない。このため、電動バイク・自転車にも車輌登録とヘルメット着用を義務付ける必要がある」と発表した。
この問題について道路・鉄道交通警察局のファム・ミン・トゥアン副局長は、「現行の規定でも、電動バイクにはヘルメット着用を義務付けており、違反者には10万~20万ドン(約650~1300円)の罰金を科している。電動自転車については、運転者と同乗者にヘルメット着用義務を定めていないが、今後、車輌登録とヘルメット着用を義務化する方針だ」述べた。