SITC(Singapore International Teaching Consultancy)インターナショナルイングリッシュスクールのスオングエットアイン通り校(本校:ホーチミン市1区同通り92番、分校:同63番)が22日、父兄、生徒、教員への事前通告もなしに、突如閉校した。本校の掲示板には殴り書きの文字で、「2月6日(旧正月明け)から授業を再開します。」と書かれているが、現在学校の職員全員が学校から姿を消し、連絡すらも取れない。その日の朝、校門の前には父兄、生徒、教員が唖然とした状態で、人だかりを作っていた。
分校の家主が21日昼、SITCに対し物件の返却を要求したため、SITC職員は全ての機材を本校へと移し、その日の午後の授業を(その地区では停電は起こっていなかったが)「停電」のため中止とし、それ以降は父兄、生徒、教員などに対して何も連絡はなかった。生徒の父兄の1人は、「子供を通わせ始めて3ヶ月でこんなことになってしまった。どうにかして残りの学費を返してほしいものです。」と嘆いていた。またここ数ヶ月間給料が払われていない外国人教師もおり、その顔は怒りに満ちていた。ホーチミン市教育訓練局では同校の関係者と連絡を取ることに全力を尽くしている。