- ベトナム南北鉄道輸送サービスを拡充
- NXベトナムの自社倉庫を活用
- 効率的かつサステナブルな輸送が可能に
NIPPON EXPRESSホールディングス株式会社(東京都千代田区)のグループ会社であるNXベトナム有限会社(NIPPON EXPRESS (VIETNAM)、ホーチミン市)は、ハノイ市とホーチミン市を結ぶベトナム南北鉄道輸送サービスを拡充し、混載サービスの提供を開始した。
(C) NIPPON EXPRESSホールディングス |
ベトナム経済の急速な成長に伴い、物流ニーズが多様化・高度化する中、南北を結ぶ物流網は製造拠点と消費地を結ぶ重要なルートとして需要が高まっている。これに応じて、NXベトナムは2024年6月にハノイ~ホーチミン間の約1700kmを約48時間で結ぶ鉄道輸送サービスを開始した。
今回、同サービスにおいてコンテナ貸切輸送(FCL)に加え、コンテナ混載(LCL)サービスを開始した。発着のコンテナフレートステーション(CFS)にはNXベトナムの自社倉庫を活用し、NXベトナムの作業によるコンテナ荷役を行うことで、品質の高いサービスを提供する。
これにより、コンテナ1本に満たない少量の貨物でも効率的かつサステナブルな輸送が可能となり、柔軟でコスト効率の高い物流ソリューションを提供する。輸送頻度は週2回、輸送時間は約58時間で、CO2排出量はトラック輸送の約5分の1となる。