- 100%出資子会社として開発拠点を設立
- ホーチミン市に25年4月に設立予定
- グループ運営事業に関連するシステム開発
リモートアシスタントをはじめとした人材事業運営を手掛ける株式会社キャスター(東京都千代田区)は、ベトナムに同社100%出資の海外子会社として新たに開発拠点を設立する。
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子会社の名称や資本金は未定で、ホーチミン市に2025年4月に設立する予定だ。子会社では、キャスターグループで運営する事業に関連するシステム開発を行う。
同社は創業より「リモートワークを当たり前にする」をミッションに掲げ、「既存事業の拡張」と「セグメント拡大」の2軸で売上成長を加速させることを目指している。この戦略実現に向け、テクノロジー・生成人工知能(AI)技術を活用した生産性向上や新サービス立ち上げを推進すべく、グループ全体での技術開発投資を強化している。
こうした中、日本国内のエンジニア採用市場では十分な人材確保が困難であること、グループ会社のグラムス株式会社(大阪府堺市)がベトナムにおけるオフショア開発のノウハウを保有していることを踏まえ、優秀なエンジニア人材を採用し、システム開発を行う拠点としてベトナムに海外子会社を設立することとした。